自分に正直でいることの効用は、自分のことを受容できる、自分のことを好きでいられること(藤森かよこ【馬鹿ブス貧乏】⑭)
自分に正直でいることの効用 [苦闘青春期(37歳まで)]
「誰も本当のことを言わないから、ブスで馬鹿な私が本当のことを言う!」と元祖リバータリアン(超個人主義的自由主義)でアイン・ランド研究の第一人者である作家・藤森かよこ氏がペンで立ち上がった。
氏のものした『『馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください。』(KKベストセラーズ)は4刷を超え(以下、「馬鹿ブス貧乏」と表記)、多くの女性を勇気づけた「革命の書」である。アラフォー読者からの要請が殺到。今月21日より、第2弾『馬鹿ブス貧乏な私たちを待つ ろくでもない近未来を迎え撃つために書いたので読んでください。』が出版される。
そこで、今回、藤森氏のご厚意に預かり『馬鹿ブス貧乏』の長いまえがきから第1章まで再構成し、「若いほど」役立つと低スペック女子が37歳までにやるべき本当のことを転連載で教えてくれる。まさに「馬鹿ブス貧乏」で生きるしかない女性が最高に幸せになる本当のサバイバル術である!
■ドタキャン癖
ブスで馬鹿で貧乏なあなたにはドタキャン癖がないだろうか。その癖は青春期のうちに絶対に矯正するべきだ。ドタキャンを3回すれば、人はもう二度とあなたを信用しない。
なぜあなたがドタキャンするかといえば、馬鹿なあなたは、自分に正直でいることが大きく見たら自分を守るとわかっていないからだ。
この人は地位があるから、この人のご機嫌を損じないほうが有利かもしれないから、ここで断ると嫌われるかもしれないから、などの理由で、会合に出席する約束をして、結局は出席する気になれずに、ドタキャンする。
そうなるのもしかたないのかもしれない。誰でも、幼い頃は非力無力(ひりきむりょく)過ぎて、何につけても受身だ。幼稚園や保育園に行けと言われれば行く。小学校に行くものだと言われれば通う。そのような年月が重なっていくと、自分の意志で動いていい年齢になっても、ついついうっかりと自分の要請より他人の要請を優先させてしまう。
他人の要請に応えることが生存様式にまで発達した人間を馬鹿優等生と呼ぶ。周囲の受けはいい。特に目上の受けはいい。いわゆる「ヒラメ」だ。ヒラメ女性はドタキャンしがちだ。自分の気持ちに正直でないから。
私の知人のヒラメ系女性は挙式一週間前に破談した。理由は「よく考えたら好きではなかった」だった。学歴や職業や家柄がよく、親も薦めたので婚約したが、いよいよほんとうに結婚となってきたら、相手のことが好きではないと気がついたそうだ。
たとえ1週間前とはいえ、気がついてよかった。しかし、迷惑な話だ。この女性が自分の心に「この人でいいのか?」と問い続けることを意識的にしていたら、こういうことにはならなかった。婚約相手や彼の家族を傷つけることはなかった。結婚式場のキャンセル料を払わずにすんだ。
KEYWORDS:
年末年始「最大」の問題作
低スペック女子(馬鹿ブス貧乏)
「ホンネ」の生き残り術第2弾‼️
藤森かよこ・著
『馬鹿ブス貧乏な私たちを待つ ろくでもない近未来を迎え撃つために書いたので読んでください。』
12月21日より全国書店・アマゾンほかにて発売‼️
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